AED2100トレーニングユニットのちょっとした工夫
2015年04月2日
救命コムのレンタル品は、日本全国に出荷されご利用いただいています。
当然、救命コム社員が商品と一緒にお客様のもとに伺うことができません。
製品が使用されているところ、不便なところが見えないのでいつも心配です。
レンタル品が正しく使用されているだろうか・・・
レンタル品の機能が正しく動作しているだろうか・・・
お客様が困っていることはないだろうか・・・
遠くから子供の旅を心配する気分でしょうか。
そんな心配はしたくないので、未然に対策を考えます。
そんな一例を、皆様の参考にもなるかと思い情報共有させていただきます。
製品は、先日入荷したAED2100のトレーニングユニット「TRN-2100」
先日開梱し、レンタル出荷の準備をしました。
準備中、問題を発見。
トレーニングユニットの背部、電池とリモコン収納部。
まず、電池とリモコンを入れます。
これは便利ですね。収納スペースがあるのはTRN-2100のとても良いところだと思います。
フタを閉じると準備完了。
『さぁ、お客様の立場にたって使ってみよう!』
まずは、リモコンと本体に電池を装着するために電池とリモコンを取り出します。
トレーニングユニットを立ててフタを開けると、『ガチャガチャ』っと電池とリモコンが放出・・・
『あっ・・・』
これは、ちょっと問題あり・・・
リモコンが故障する原因になりますね。
電池も丸いので転がるとどこに行くかわかりません。
あーでもない、こーでもないと言いながらみんなで飛び出さない方法を考えました。
・電池とリモコンがフィットするようスポンジを貼って収納
収納スペースと電池の電極部分の隙間を黒いスポンジを貼ることでなくしました。
リモコンの側面も本体側の収納スペース側面に2箇所、スポンジを貼ってフィットさせています。
上から2枚目の画像と見比べてみていただくとわかりやすいかもしれません。
さぁ、フタを開けても電池とリモコンが飛び出さないか実験。
おっ、飛び出ない
もっと傾けると・・・
飛び出ない!
よしよし、とフタを閉じるときに違和感が・・・
フタが『パチン』と閉まりにくい。
なにも収納しなかったら閉まりやすいのに、電池とリモコンを入れるとしまりにくいという違和感。
指一本では間違いなく閉まらない・・・
あーでもない、こーでもないとみんなで原因を探していると、リモコンとフタの隙間がほとんどないことが原因と判明。
フタの内側のリモコンがあたるところを一部カットしました。
写真右上のカットした跡がのこっているところがわかりますでしょうか?
さーて、フタを指一本で押して閉じてみました。
『パチン!』
うーん。いい感じ!
また、開けて
『パチン!』
おぉー、気持ちいい!
さて対策前と対策後を見比べてみましょう。
before
after
これで、お客様のもとで発生する可能性のある問題をひとつクリア。
小さなことですが、こういうことの積み重ねが大切ですね。
今回の対策、参考になるようでしたらFacebookのいいねやシェア、Tweetなどお願いします。
救命コムでは、物をレンタルしていると考えていません。
『機能』レンタルしていると考えています。
使えない物なんて誰もレンタルしたくないですよね。
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