最終キャンペーン 第4弾QCPRマネキン無料レンタル
2015年01月5日
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
昨年から続いております、AED導入10年目キャンペーンが第4段となり、最終のキャンペーンとなります。
今回、無料レンタルさせていただく製品は、クオリティーCPRのトレーニングが可能な最新モデルのマネキンです。
・AED-T2レサシアン with QCPR全身 SimPad スキルレポーター 1体
キャンペーン期間は2015年3月31日迄
キャンペーンお申込詳細はこちら、お申込は救命コムホームページからお願いします。
製品の詳細はYouTube動画でご確認ください。
この製品を利用してトレーニングをすることで質の高い心肺蘇生法のトレーニングが可能になります。
特に、下記の5つの項目についてクオリティーCPRの重要な部分をリアルタイムフィードバックや、評価をしてくれます。
★CCF(chest compression fraction)>80%
蘇生行為における胸骨圧迫の割合を80%以上にしましょう。
★胸骨圧迫の早さ 100〜120回/分
ガイドライン2010では、1分回に100回以上となっており上限がありませんが、最近では100〜120回が効果的なレートと発表されています。
★胸骨圧迫深さ >5cm
50mm以上は除細動の成功率があがるので確実にやりましょう。
★フルリコイル
胸骨圧迫の際に、押した後に十分に胸の圧迫が解除されるぐらい戻しましょう。
★過剰な換気を避ける
息を吹き込みすぎると良くないとのことから、人工呼吸時は、かるく吹き込み過剰な換気を避ける。
動画終盤に、タブレット端末Simpadの操作の案内がありますが、面白いのは蘇生行為全体の質を重要度に応じて評価してくれるところです。100%中、何パーセントの質の高さかが評価されますので、コンテスト形式でも質の高さ順位を競うことができます。
救命コムでも、小学生のスポーツチームとご家族にこのレサシアンwithQCPRスキルレポータを使い、コンテストを以前開いたのですが、救命講習が非常に盛り上がりました。なんといっても、参加者のトレーニングの熱意が変わります。
時間の関係で、全員がコンテストに参加してもらうことができなかったのですが、上位3位の発表と表彰をし盛り上がって終了したのですが、終了後にコンテストに参加していただいた方々か、自分が何%だったかを聞きに集まってきて驚きました。
小学生低学年のお子様は、どうしても胸骨圧迫の深さが足りず低評価となったのですが、だからこそ大人に助けを求めることや、胸骨圧迫以外の助けができること、成長し体も大きくなると自分たちも効果的な心肺蘇生ができるとなどを認識してもらえました。
これまでの10年、普及という意味で簡易な救命講習を浅く広く広げることに重きが置かれていたかと思います。
しかし、これからは救命講習や心肺蘇生法の習得の重要性を認識していただけた方や、職場等で突然死のリスクの高い現場に行かれる方などに、質の高いトレーニングをもっと実施していただく必要があるかと考えています。熱意ある方に、もっと質の高いトレーニングが可能にしていきたいですね。
医療機関や福祉施設、フィットネスクラブ等の救命講習を定期的に続けられている施設におきましても、今まで定期的に受けてきた救命講習によりどの程度心肺蘇生法のスキルが習得できているかなど評価することもおすすめいたします。
キャンペーンのお申込お待ちしております!
本年も、皆様に必要とされる救命コムであり続けるために頑張ってまいります。
また、皆様にとっても良き年となりますよう願っております。