AEDトレーナ・トレーニングパッドの粘着力回復方法
2013年05月31日
救命講習をされているトレーナの方向けに、メンテナンス情報を公開します!
現在の救命講習に欠かせないのがAEDトレーナですね。
AEDトレーナを使用するに当たり、最もお悩みをお聞きするのがパッドの粘着力の回復方法!
(AEDトレーナ2のトレーニングパッド 写真左:新品 右:数回使用)
パッドも何回か使用してくると、表の絵も薄くなり粘着力も低下します。
絵は多少薄くなっても見えるのでいいのですが、粘着力が落ちてマネキンに貼れなくなると困ります。
救命コムでも数十種類の両面テープを試しました♪
どの両面テープが使いやすいのか
また、ながもちするのか
粘着面の形状や粘着力、または現場での作業性すべてを考慮して選んだのがコレです!
「ドットライナー(しっかり貼る強粘着タイプ)」
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/dotliner/standard/
このドットライナーの粘着力は高いです。
また粘着面がドット状になっているので多少の小さなゴミがついても粘着力が低下しにくいです。
そして、最大のポイントは救命講習現場での作業性です。
粘着力が落ちればすぐにドットライナーをパッドに当てて引くだけ!
ゴミがでません。
受講中にマネキンにパッドが貼りにくいという事態が発生しても
すぐにドットライナーをパッドに当てて引くだけで粘着力が回復し、講習が止まる時間を最小限にします。
救命コムでは、AEDトレーナにドットライナーを標準装備していますので、多くのお客様に喜びの声をいただいております。
■もうひとつ重大な情報があります。
マネキンによって、粘着力の回復方法が違うということです。
マネキンの胴体スキンの質によって粘着効果が違ってくると言うことがあります。
上記のドットライナーは「リトルアン」向け
どちらかというと、スキンの質が固めのものです。
例えば「レサシアンシリーズ」は下記のメーカーが発売している両面テープが有効です。
※写真右側のパッドの上にのせているのが両面テープ
両面テープにはミシン目がついていますので、それにそってハサミで切っていただいて粘着面に貼るか、粘着面に貼ってからはみ出した分をハサミかカッターで切るかでサイズをパッドの大きさにあわせるタイプです。
レサシアンにはレールダル社が販売している両面テープがおすすめです。
http://www.kyumei.com/products/products_b01.php
お役に立ちましたでしょうか。
今後も要望がありましたらメンテナンス方法など情報をアップしていきたいと思います。
ご相談ありましたら救命コムにご連絡ください♪
夏になってまいりました水辺の事故、熱中症などお気をつけください。