西日本豪雨災害と出荷状況

2018年07月9日

7月5日から降り続いた豪雨によって、西日本全域に河川の氾濫や土砂災害など多岐にわたり大きな被害を及ぼしました。
被害に会われた地域の皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。

商品入出荷状況報告

救命コムの施設、人員に被害はなく通常営業をしております。
救命コムでは大半の荷物をクロネコヤマトにて出荷しておりますが、一部地域において荷受けの停止と配達の遅延が発生しております。詳しくは、クロネコヤマトのホームページの情報を参照ください。

【出荷】
直近のお届け予定は豪雨における交通障害を予測し、早めの出荷等により商品を全てお届けを完了しております。
今後の出荷分におきましても、早めの出荷等を実施し到着希望日に商品をお届けできるよう努力しておりますが、一部地域によっては配送が困難な場所も想定されますので、ご注文の際は早めのお申し込みをお願いいたします。

【返却】
一部地域において、クロネコヤマトから集荷依頼を断られる地域がございます。7月9日午前中時点におきましても、お客様から複数件集荷に来てもらえないとのご連絡をいただいております。その際は、救命コムに連絡をお願いいたします。運送におけるレンタル返却の遅延に関しまして延長料金はいただいておりません。

ニュースに出ていない被害状況

この豪雨期間、7月6日に鳥取県にて重要な会議があったため、豪雨の中ではありましたが強い要請もあり、私は車で高知から鳥取に行くこととなりました。その過程で目にしたものは、四国でも中国地方でも同じような豪雨と河川の増水、土砂災害、高速道路の通行止を体験しました。豪雨の中、次々と高速道路の通行止区間が広がり、夜にはほぼ西日本全域の高速道路や鉄道がストップしました。また、九州や四国にかかる橋もストップしました。
7月7日も被害は各所で発生し、高速道路も一般道も鉄道も西日本全域が通行できない状況のため、夕方には移動を諦め鳥取でもう一泊し情報を取りながら待機しておりました。
7月8日の朝に、高速道路や一般道の一部通行止解除が広がったため、鳥取から高知まで帰ることにしましたが、高速道路では自衛隊の災害支援車両の移動を数多く見ました、パーキングエリアでは多くのトラックが止まっており物流が混乱している状況も感じとれ、道中のコンビニなどもおにぎりや弁当などは棚から消えていました。昨夜まで通行止だった一般道においては側を流れる河川は増水しており、河川の氾濫の跡や、土砂災害の跡が見られましたが、地域の自治体や地域の土木工事屋さんにおける速やかな災害対応で通行できる状況になっていることがわかりました。

被害の大小はありましたが、各所で災害対応に当たられる方が多くおられます。
広島、岡山、愛媛にて大規模な河川の氾濫がありましたが、その他にも多くの場所で中小規模なニュースに出ていない災害が発生しています。原状回復には時間を要すると思われますが、前を向いて頑張っていきましょう。このような時に、被害を受けていない地域で様々なイベントや旅行等を自粛される方がおられますが、安全を確保できる場合はなるべく自粛せず日常生活を送っていただけると良いと思います。

備えあれば憂なし

このような災害時に、いつも思い出す言葉があります。
『備えあれば憂なし』
『天災は忘れた頃にやってくる』
有名な言葉ですね。本当に大切な心構えだと感じます。
防災や救命トレーニングや、備えを実施しているのとしていないのでは、万が一の事態への対応力が違います。是非、防災や救命トレーニングを受けられていない方は、この際に受けてください。必要なトレーニング資機材や、備えは救命コムでも提供しております。

人の命は等しく有限でありますが、できうる限り助かってほしいですね。
しかし、懸命の努力虚しく無くなる命には、後悔は残るでしょうが執着せず前を向いて生きるべきと感じます。災害時には色々な思いが巡り、心の整理はつきませんが、時間は過ぎていきます。前を向いて、対策を練り、備え、多くの人の為にも幸福になってほしいです。日常生活を早く取り戻せるよう心より願っております。