AEDのバッテリーを外して設置!?
2012年02月8日
先日、取引先メーカー担当者から思いもよらないことを聞きました。
とあるゴルフ場に行ったとき、設置されているAEDを見るとバッテリーが外された状態で設置されていたとか!!
すぐに施設の方に説明してバッテリーを装着することをおすすめしたと言われていました。
なぜ、AEDのバッテリーを外して保管、設置することがいけないのか、メリットとデメリットでご説明します。
■メリット
バッテリの寿命をのばすことでランニングコストが下がる
■デメリット
バッテリの消耗状態がわからないので使用するときに残量が十分残っていない可能性がある
AED本体の故障やエラーがセルフメンテナンスチェックで発見できず、使用したいときに使用できない可能性がある
施設職員以外の不特定多数の人が使用するとき、バッテリが外されていると使用できない
以上のようなことが想定されます。
デメリットのほうが多いのが現実ですね。
その某ゴルフ場の担当者は、セルフメンテナンスの機能など知らなかったそうです。
万が一の事態の為の備えが、万が一の時に使用できないリスクが急増します!
メリットは、コストのみですね。それでは、本末転倒何のための備えかわかりません。
バッテリーを外しての設置はリスクをともなうことを理解してください。
■ステータスインジケータの確認
AEDは、セルフメンテナンスチェック機能が搭載されており、異常があればAEDが教えてくれます。
その状態を表示しているのがステータスインジケータです。
下記に全メーカーのAEDのステータスインジケータの表示状態が掲載れています。
後確認ください。
http://aed-info.jp/mentenance/
毎日の点検と定期的な消耗品交換をお忘れなく!
忘れそうな方は、無料の期限管理インフォメーションに登録されることをおすすめします。
登録した消耗品の期限を事前にメールでお知らせしてくれます。
正しく管理することで必要な時に、役立つ備えとなるようにしましょう。