新しいAED入荷しました!AED-3100
2016年06月13日
新しいAEDを入荷しました!
日本光電製のAED-3100です。
AED−2100は、販売が終了しAED−3100が後継機種になります。
先月入荷しましたが、いつものように日本光電専用の大型トラックで運ばれてきました。
数量が多いため、セットアップ作業はメーカーにお願いしていたので、箱から出すだけ。箱から出して、ケースとAED本体を撮影しました。
AED−2100をお持ちの方は、違いに気付かれたでしょうか?
まず、キャリングケースが布製から、セミハードケースと材質も硬く丈夫なものになっています。
また、非常にコンパクトになりました。
体積は40%ダウンとコンパクトに、重量は15%減で2.3kgと成っています。
AED本体は、見た目でも非常にコンパクトになっているのがわかります。
他にもAED−3100になって良くなった点があります。
- 動作・待機条件(−5℃〜50℃)
- これからの夏より、冬にメリットがあることですが、使用可能な温度が-5度になりました。国内のAEDで唯一、0度以下の環境に対応できるAEDです。
- スタータスインジケータが大きい
- 今まで、日本光電製のAEDはステータスインジケータが見にくいとよく聞きましたが、AED−3100で大型化されたため、とても見やすくなりました。しかし、明るいところでステータスインジケータを見ると光っているように見えますが、ステータスインジケータは発光していないため、収納ボックス内に設置してる状況においては、やはり見にくいと思います。しかし、大きくなったことで、今までよりは見やすくなったことで目視確認しやすくなりました。
- セルフメンテナンスチェック(電極パッドの通電チェック)
- AED−2100までは、電極パッドの使用期限のチェックしか実施されていませんでしたが、AED-3100は電極パッドの通電チェック機能が追加されました。この機能の追加により、期限だけの管理ではなく、実際に使用できる電極パッドが装着されているかどうか、チェックされるためより安心につながります。
- 耐用年数が長い
- 日本光電製のAEDの中でも最長の8年となりました。
AED−2100が6年から、AED−3100は8年間、2年も長くなりました。モデルチェンジの少ないAEDなのでランニングコストも考えると耐用年数の長さはコスト的にも嬉しいし、安心ですね。 - 容量が増えたバッテリー
- バッテリー容量が少し増えました。AED−2100は待機寿命が約4年と、4年前後という表記で4年もつかどうかわからないギリギリの容量でしたが、AED−3100は待機寿命4年とカタログ表記も約がなくなっています。容量が少し増えたことで、待機寿命も4年はもつようになります。
- 電極パッドの左右の色分け
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AED-3100から、左右の電極パッドの色が分かれました。
右胸がオレンジ、左脇がブルーです。なぜ色を分けたかというと、貼るときに左右どちらにどのパッドを貼ったらいいかわからないなどの問題が過去にあったため、わかりやすくするために色を分けています。 - 電極パッドの性能
- 電極パッドも粘着面のゲルが−5℃でも使用できるようになっています。
性能面でも、粘着面のゲル剤を改良することによって、解析時にノイズが入りにくく改良されており、解析の精度も向上しています。見えない、製品の本質的な機能に関わるところの向上も嬉しいAED-3100です。
などなど、AED−2100からAED-3100になってとても性能が向上しました。
しかし、残念な点が一つ。
AED本体がコンパクトになったはずのAED-3100、キャリングケースに入れると、さほど大きさが変わりません(泣)
しかし、とても良い機種だと思います。
AED−2100と同様に、IP55と耐防塵性も防水性も高く、成人小児兼用、監視端末で遠隔でもAEDの状態が確認できるなど良いところはそのまま引き継がれています。
全体的に性能も向上したAED-3100を入荷しましたので、是非レンタルご利用お願いします。販売もしております。
毎年のことですが、夏季は全国の様々な場所で救命コムのAEDレンタルをご利用いただけますことで、在庫がほぼなくなる状態になります。本年もAED-3100を追加したことで、量も対応できるよう準備を進めておりますが、ご注文は先着順の対応をしているため、早めのお申し込みをいただけたらありがたいです。
ご注文、お問い合わせをお待ちしております。