日本光電AED-2100入荷!レンタル開始します
2015年03月27日
桜も開花し始め、春を感じる季節になってきましたね。
そんな小春日和に、救命コムにも新しい仲間がトラックに揺られて到着しました。
日本光電製AED、AED-2100
量がそれなりにあったからでしょうか、群馬県から日本光電専属トラックで到着しました。
佐川とかクロネコで運ばれてくると思っていましたが、専属のトラックとはすごいですね。
救命コムでは、全国のお客様にAEDを短期でレンタル利用いただいております。
以前から、学校等お客様が設置保有しているAEDと同じAEDをレンタルし、合宿や旅行にもっていきたいとのご要望をいただいていました。その際にご要望が多かったのがAED-2100。
これから、日本国内でもシェア1位2位を競い合っているフィリップスと日本光電のAEDが提供できるようになります。日本国内のAEDの大半がこの2社のAEDと言っても過言ではないかもしれません。
後日、レンタル等商品を追加しますので少々お待ちください。
さっそく開梱しAED-2100を2台・・・
と、一瞬思う人もいるかもしれませんが
AED2100(画像左)とトレーニングユニット(画像右)です。
一瞬だけ見たら違いがわかりませんが、訓練用はAEDのフタに「訓練用」と記載されています。
ほかは、少し色の違うところがありますが、ほとんど本物と一緒です。
こちらは、本物のAED(AED-2100)
画像左側 キャリングケースとAED本体
画像右上 左から電極パッド2組と救急セット
画像右下 左からロングライフバッテリとリモート監視端末
日本光電のAED-2100の特徴は、リモート監視端末が付属していることです。
AEDとリモート監視端末はBluetoothで接続され、毎日のセルフメンテナンスチェックの結果や異常があればメールで知らせてくれるので、レンタル出荷中に異常が発生すれば救命コムでも確認できるようになります。
このAED-2100も操作性が良く、電極パッドも成人・小児兼用で、本体のスイッチ切り替えだけでモードを切り替えられます。
救命コムでもおすすめの1台になります。
しかし、デメリットもあります。
下記の2つの理由により、飛行機に持ち込めません。
①リモート監視端末は、携帯電話と同様電波を発する通信端末。
②AED-2100の4年もつバッテリは、リチウム含有量が8gを超えている。
そのため、旅行等で飛行機を利用される場合は、フィリップス製のAEDをおすすめさせていただきます。
こちらは、トレーニングユニット(TRN-2100)
本体の裏側に、リモコン(単4電池×2個)と単2電池×2個が収納。
本体の電池は、本体下側に単2電池2個を入れることで動くようになています。
このAED-2100のトレーニングユニットは、どのマネキンにも使用でき
パッドをマネキンに貼ったら、リモコン操作で解析の流れに進むようになっています。
ほかにも、リモコンで設定を変えることができ、英語の操作ガイドでもトレーニングが簡単に可能です。
英語の勉強もかねて、救命講習をするのも面白いかも?
そんなこんなで、お客様の必要にお応えできるよう新しい商品もそろえていきます。
今回の商品以外にも、ご要望等ありましたらご連絡いただければ嬉しいです。
最終キャンペーン 第4弾QCPRマネキン無料レンタル
2015年01月5日
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
昨年から続いております、AED導入10年目キャンペーンが第4段となり、最終のキャンペーンとなります。
今回、無料レンタルさせていただく製品は、クオリティーCPRのトレーニングが可能な最新モデルのマネキンです。
・AED-T2レサシアン with QCPR全身 SimPad スキルレポーター 1体
キャンペーン期間は2015年3月31日迄
キャンペーンお申込詳細はこちら、お申込は救命コムホームページからお願いします。
製品の詳細はYouTube動画でご確認ください。
この製品を利用してトレーニングをすることで質の高い心肺蘇生法のトレーニングが可能になります。
特に、下記の5つの項目についてクオリティーCPRの重要な部分をリアルタイムフィードバックや、評価をしてくれます。
★CCF(chest compression fraction)>80%
蘇生行為における胸骨圧迫の割合を80%以上にしましょう。
★胸骨圧迫の早さ 100〜120回/分
ガイドライン2010では、1分回に100回以上となっており上限がありませんが、最近では100〜120回が効果的なレートと発表されています。
★胸骨圧迫深さ >5cm
50mm以上は除細動の成功率があがるので確実にやりましょう。
★フルリコイル
胸骨圧迫の際に、押した後に十分に胸の圧迫が解除されるぐらい戻しましょう。
★過剰な換気を避ける
息を吹き込みすぎると良くないとのことから、人工呼吸時は、かるく吹き込み過剰な換気を避ける。
動画終盤に、タブレット端末Simpadの操作の案内がありますが、面白いのは蘇生行為全体の質を重要度に応じて評価してくれるところです。100%中、何パーセントの質の高さかが評価されますので、コンテスト形式でも質の高さ順位を競うことができます。
救命コムでも、小学生のスポーツチームとご家族にこのレサシアンwithQCPRスキルレポータを使い、コンテストを以前開いたのですが、救命講習が非常に盛り上がりました。なんといっても、参加者のトレーニングの熱意が変わります。
時間の関係で、全員がコンテストに参加してもらうことができなかったのですが、上位3位の発表と表彰をし盛り上がって終了したのですが、終了後にコンテストに参加していただいた方々か、自分が何%だったかを聞きに集まってきて驚きました。
小学生低学年のお子様は、どうしても胸骨圧迫の深さが足りず低評価となったのですが、だからこそ大人に助けを求めることや、胸骨圧迫以外の助けができること、成長し体も大きくなると自分たちも効果的な心肺蘇生ができるとなどを認識してもらえました。
これまでの10年、普及という意味で簡易な救命講習を浅く広く広げることに重きが置かれていたかと思います。
しかし、これからは救命講習や心肺蘇生法の習得の重要性を認識していただけた方や、職場等で突然死のリスクの高い現場に行かれる方などに、質の高いトレーニングをもっと実施していただく必要があるかと考えています。熱意ある方に、もっと質の高いトレーニングが可能にしていきたいですね。
医療機関や福祉施設、フィットネスクラブ等の救命講習を定期的に続けられている施設におきましても、今まで定期的に受けてきた救命講習によりどの程度心肺蘇生法のスキルが習得できているかなど評価することもおすすめいたします。
キャンペーンのお申込お待ちしております!
本年も、皆様に必要とされる救命コムであり続けるために頑張ってまいります。
また、皆様にとっても良き年となりますよう願っております。