救命講習は普及するの?
2009年04月27日
一般市民の救命市場のあるべき姿について
どうあるべきなのか、といつも考えます
救命講習の市場拡大と発展に問題点を感じています
普及に向けての方法論はひとつではないと思います
しかし、議論はされるべきでしょう
まず、「無料」という問題です
日本赤十字と消防署などの救命講習ですが
無料もしくは、格安の料金で救命講習が行われています
良いことではありますが、はたして救命講習の拡大と向上に貢献しているでしょうか?
現状では、日本赤十字も消防署も救命講習は限界にきています
やはり無料でやるには限界があるということです
しかし、救命講習を受けなければいけいない人口はもっといます
それをカバーしきれていないのです
どうせ無料でやるなら、全国民の半分ぐらいは救命講習を受けれる予算を国や市町村が出すべきです
しかし、それは夢の話です。まず無理だと思います。
私は、命の価値を本当に高く評価するなら救命講習でコストをかけるべきだと思います
救命講習で働き飯をくう人が多くでることで真剣に働き、研究し、救命講習の質が向上してきます
タダ「無料」がいけないのは、価値をうまないことです
また、価値を下げているという事実もあります
今までが悪かったということではありません
啓蒙的段階の普及として無料は必要だったと思います
しかし、段階的変化は必要で無料に限界があるなら、無料を勇気をもってやめないといけないと感じます
救命講習には、人件費、マネキンなど資材費、消耗品費、テキスト費、会場費などさまざまかかっています
誰が負担しているんでしょう
税金で払っているんでしょうか?誰かがただ働きしているんでしょうか?
アメリカのMFAという講習団体があります
私も、そこのトレーナー資格を以前、取得しました
質は非常に高いものがありました
それなりのコストをかけての講習です
しかし、明らかな違いは救命講習にコストをかけることで救命講習の質は高まり
また、救命講習の会社が受講者に対応できる体制をつくっていることです
今後の啓蒙活動や、ほんとうに救命講習を受ける機会のない人などへはボランティア団体の救命講習の活躍が望まれます
ここでこそ、無料で救命講習が開催されるべきです!
やはり、それぞれの市場での役割や、存在意義があると思います
無料というものはいいように見えますが
また、全体で見れば悪いこともあるということです
救命講習の市場を率いる団体の講習を有料化することが必要だと感じます
スタンダードが無料ではいけないと思います
まぁ、締めくくるなら
「タダほど悪い物はない」ということですね
まぁ、こんなこと書いたら批判も多いでしょうが
勇気を出して物申す人もいないといけませんよね
あっ誤解のないように日赤や消防で働く人の批判ではありません!
私の友人に救急救命士さんや日赤の方もおられます^^
通常業務をこなしながら、ハードワークの中の無料救命講習
また、中には休日も惜しまずボランティアされるなど
その、努力にいつも頭が下がりますm(_ _)m
この人たちの働きにタダはないだろう!と、いつも悲しくなります^^;
価値ある物は価値を正しく評価されるべきだと思います
心や、命の価値を本当に認識し、高く評価してほしいと願います
CPR人口を増やそう
2008年02月28日
『CPR人口を増やそう!』をテーマに取り組んでいきたいと考えております
CPRとは心肺蘇生法のことです
その心肺蘇生法の訓練を受けた人を増やしていこう!ということです
胸部圧迫や人工呼吸などの訓練ですね
最近は、AEDのトレーニングもセットで行われています
AEDは急速に普及しております
しかし、まだまだAEDの普及は必要です
救命コムでも、AEDの普及に取り組んでおります
それは、今の大きな課題であります
しかし、私たちは未来をより良き社会にする責任があります
AEDが普及していくなか、CPR(心肺蘇生法)を学ぶ救命講習を受ける人を増やさないといけません
AEDが増えるのに、使える人が増えないのでは成果は下がります
意味ある備えにするために、CPR人口を増やさないといけません
CPR人口を増やすための基礎として重要だと考えているのが、救命講習を教育現場に入れていただくことだと考えています
そこで、中学校、高等学校の学習指導要領を見ました
☆ 中学校では、保険体育の保健分野において
『傷害の防止について理解を深めることができるようにする』
『応急手当を適切に行うことによって、傷害の悪化を防止することができること』とあります
☆ 高等学校では、保健体育の保険において
『応急手当』
『傷害や疾病に際しては、心配蘇生法(CPR)などの応急手当を行うことが重要であること。また、応急手当は正しい手順や方法があること。』
以上のように教育現場でも応急手当・救命講習を指導するように入っております
しかし、現状は教科書で学ぶ程度のところが多いのではないでしょうか
救命講習は実際に、触って体を動かしてのトレーニングが必要です
実際に、教科書で学んだだけでは救命の現場では動けない人が9割でしょう
そこで、学校関係者に2つ方法をお勧めさせていただきます
①CPR&AEDパーソナルトレーニングキットを教材として使用
※上記製品名をクリックしていただくと製品画像がございます
DVDでの丁寧な救命講習ビデオがついております
その為、十分な救命講習を生徒に提供できます
また、購入していただいた教材はご家庭に持ち帰り家族全員で講習を受けれます
内容はなかなか充実しております
・成人の心肺蘇生法
・AED使用方法
・小児の心肺蘇生法
・気道異物除去(チョーキング)
・感染防護具
これらのものを短時間でトレーニングできることはすごいことです
②トレーニングマネキンをレンタルもしくは購入しての教育
救命講習ができるトレーナーが在籍している場合、マネキンがあれば講習が可能ですね
年1回程度の講習にマネキンを購入するのは難しい
また、管理スペースの問題や管理すること事態難しいという方々には
救命コムのトレーニングマネキンレンタルサービスをご活用していただければと考えております
教育現場で使用できるマネキンはいくつかございますので紹介いたします
中学・高校の救命講習で使用される成人マネキンが下記になります
※「AEDトレーナ2」 AEDのトレーニング器になります
※「リトルアン」 最もスタンダードなCPRトレーニングマネキンです
※「レサシアンスキルガイドモデル」 インジケータがついており効果的な講習が可能です
※「レサシアンスキルレポータ」 CPRの手技評価をプリントでき学べる教育に効果的なマネキンです
※リトルアンとレサシアンスキルレポータはAEDトレーナ2とのセットレンタルもございます
以上、CPR&AEDパーソナルトレーニングキットやレンタルマネキンの活用などを通して救命講習を教育現場に導入していけるよう進めてまいります
現在実際に、導入されている学校様もでてきております
全国の学校で救命講習が当たり前のように行われるようになることを願っております
まだ救命講習に取り組まれていない教育関係の方など、関心がありましたら是非ご相談ください
お問合せくださればご相談にのりますので宜しくお願いいたします
CPR人口を増やそう!を合言葉に頑張りましょう(^o^)/
ご意見ご感想などありましたらコメントいただければ幸いです