AEDレンタルはハートスタートFR2がお勧め!
2008年05月31日
ハートスタートFR2は、救命コム一押しのAEDです!
最もスタンダードなAED、ハートスタートFR2!この夏の備えにどうでしょうか?
ハートスタートFR2は、フィリップス社がつくった世界シェアNo1のAEDで堅牢性に優れ、高機能なAEDです。夏場、屋外などでは急な雨が心配ですが、FR2は耐水性にも優れ少々の雨でも心配なく使用できます。
え?!FR2を買いたい!レンタルしたい!
う~ん、そんな気の早いお客様は、下記をクリックしお申込ください
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え?!知らない?見たこともない?
う~ん… いい機会ですね!
そんなお客様に!今から写真を交えてじっくりご説明いたします
これがハートスタートFR2!
○上写真 がFR2キャリングケース
○下写真 がキャリングケースにFR2や電極パッド、救急セットが収納された状態
キャリングケースを開けて中を見たことがないっていう人は多いかもしれませんね
これだけ見せても許してもらえませんね
もっと見たいですよね
はい!次は、電極パッドです
成人用パッド(左写真)と小児用パッド(右写真)があります。
左写真 成人用パッドは8歳以上、体重25kg以上の方に使用します
右写真 小児用パッドは1歳以上8歳未満、体重25kg未満の小児の方に使用します
注意事項ですが
小児用パッドは、レンタルの場合も、購入の場合も別途オプション品になっています
別途お申込いただく必要がございます
小学校低学年は、8歳未満になりますので幼稚園や小学校は小児用パッドが基本的に必要です!
学校や子供の集まる場所に設置せれているAEDに小児用パッドがあるか確認してくださいね
成人用・小児用の電極パッドには、体のどの位置にパッドを貼るか絵が描かれています
ですので、音声ガイドにしたがい電極パッドに描かれている絵を確認して貼ってください
え?!どんな絵が描かれているか見てみたい?!
わかりました!
え?気前がいいなって?
そうですね。実は…
レンタルしていただいたお客様で、中身が見たい好奇心に負けて開封してしまった人がいまして…
救命時以外に、電源を入れたり、パッドの袋を開封したりしないでくださいね!
お願いします
これが成人用パッドの袋を開封した中身です
※写真をクリックすると拡大写真が見れます
体に貼るパッド左右と、コードからFR2本体に挿す青いコネクタまでが入っています
うんちくですが、コードは1.2メートルあります
これが小児用パッドの袋を開封した中身です
小児用パッドは、コネクタが赤く、クマさんの様な形状をしています
また、パッドとコネクタの間に白い楕円形のものがついています
これで、電気ショックを150ジュール から 50ジュールに減衰します
小児と大人では、電力量が3倍違います 大きいですね
小児用パッドを見たことがなかった人も多いでしょうね
満足いただけましたでしょうか
おっといけない!
救命コムのAEDレンタルには、救急セットが標準装備されています
これを紹介しないといけませんね
これは、救命時の作業をスムーズにし、無用な混乱を防ぎます
○左上写真 ディスポタオル
○左中写真 脱毛テープ
○左下写真 救急用ハサミ
○右写真 ディスポグローブ
AED(FR2)を救命時に使用する際に、とっても役に立つ救急セットです
○ディスポタオル
これは、タオルですね。
体が濡れているとパッドが体に貼れませんので、プールや海など水辺での必要性
また、スポーツなど体を動かす場所でも汗などをふき取るのに必要です
○脱毛テープ
これは、痛そうですね
胸毛などが濃くてパッドが貼れない場合に使用します
もし、『痛い!』と叫んだら生きている証拠です生きててよかった
○救急用ハサミ
日頃は目にしないハサミです
体を傷つけないよう先が少し曲がっているハサミで、パッドを貼る際に服が脱がし
ぬくければ使用します
ネクタイやトレーナーなどは脱がしぬくいのでハサミで切ったほうが早いですね
○ディスポグローブ
これは、ゴム手袋で助ける側を感染症から守るものです
倒れた人を助ける時に、助ける自分自身も守らないといけません。
血を流していたり、嘔吐した場合、感染症から助ける側を守ります。
などなど、救命コムでは現場の倒れた人、助ける側の立場を考えレンタルしています
満足いただけましたでしょうか
★この夏場、海や川、プール、屋外でのイベントにわ欠かせないオプション品を最後にご紹介します。
下写真 開けるとFR2がピッタリ納まるように緩衝材がセットされており、電極パッドや救急セットもピッタリ納まります。
AED専用防水ケースに入れれば無敵ですね、どこにでも持っていけます
さっそく、レンタル・購入したい方は下記をクリックしお申込ください
救命コムでは、AED専門店として他社にない充実した内容のサービスを提供しています
ご不明な点や、ご相談ありましたらお問合せください
一般市民のAED使用の考え方
2008年02月1日
昨日、お問合せのお電話があり
「AEDって誰でも使っていいんですか?」
という質問がありました
あ~まだまだ知られていない… と実感します
一般市民でも、AED(自動体外式除細動器)を使用できます
2004年7月から一般市民が使用できるようになりました
AEDを使用してもいいというが
AEDはどういう考えのもとに、一般市民の使用が認められたのか…
ただ、医療機器メーカーの販路拡大のためなのか
もしくは現状に問題があって必要になったのか
などなど… 考える人もいるかもしれません。
これは、後者です
現状の救急救命体制では超えれない問題があるからです
今回は、厚生労働省での一般市民がAEDを使用するに際しての考え方を検討した内容をご紹介します
※赤字の部分は青字の部分の原文をわかりやすく言うとどういうことか書いてみました
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第2 非医療従事者が自動体外式除細動器を使用する条件についての考え方
※一般市民がAEDを使用する時の考え方
1 非医療従事者の参画による救命の体制強化
○ 前述のとおり、救急医療体制や病院前救護体制は、これまで、関係者の努力により充実・強化が図られてきている。これをより一層推進するためには、救急隊員の現場到着を早める努力と並んで、「救命の連鎖」をその出発点において、より多くの人々の参画により強化することが必要である。一般市民を含めた幅広い非医療従事者が参画し、救急救命士を始め救急搬送に従事する者に適切に引き継ぐことにより、「時間の壁」を乗り越えることに資するものであるべきである。
※病院や消防署は、救命体制向上に向けて努力しているが、
さらに救急救命体制を向上するには、一般市民の協力が必要です。
救急車が到着するまでの時間を一般市民に協力していただくことが
時間の壁を乗り越えるために必要です。
2 傷病者の安全の確保
○ 時間を争う救急蘇生の局面にあっても、何にもまして、傷病者の安全が優先されなければならないことは論をまたない。非医療従事者が自動体外式除細動器を使用方法に則り適正に使用する場合の救命率向上に資するものとし、使用に伴う傷病者の不利益をゼロに近づけるとの方向にかなうものであるべきである。
※救命の際に、傷病者の安全はもっとも大切なことです。
一般市民がAEDを正しく使用し、助かる確率の向上につなげ
傷病者の生命と安全を守ることにつながるものにするべきである。
3 使用者の安心の確保による積極的対応
○ 救命の現場に居合わせた一般市民を始めとする非医療従事者が、安心感・自信をもって、積極的に救命に取り組むことを促すようにするものであるべきである。
※一般市民は救急の現場に居合わせたら、安心感と自信をもって
積極的に救命に取り組むことを進めていただきたい
○ 上記の4条件は、業務の内容や活動領域の性格から一定の頻度で心停止者に対し応急の対応を行うことがあらかじめ想定される者が自動体外式除細動器を用いたときに医師法第17条との関係で示されたものである。一方、救命の現場に居合わせた一般市民が自動体外式除細動器を用いることは一般的に反復継続性が認められず、医師法違反にはならないものと考えられる。医師法違反の問題に限らず、刑事・民事の責任についても、人命救助の観点からやむを得ず行った場合には、関係法令の規定に照らし、免責されるべきであろう。
※一般市民が、救命の現場に居合わせAEDを使用しても医師法違反にはなりません。
そのほか、民法刑法でも人命救助の際にやむを得ずおこなった行為の責任は、原則として免責される。
参考:民法第698条・刑法第37条
○ 当検討会が示す条件は「法違反に問われない」、「損害賠償責任を問われない」という、言わば消極的な安心感を与えるものにとどまらず、医学的知識を含め救命についての理解に立って、自信を持って救命に積極的に取り組むことを促すものであるべきである。
※民法や刑法で罪に問われたり、損害賠償責任を問われたりする
リスクが少ないことへの安心感からの一般市民のAED使用だけでなく
救命講習を受け救命の知識と理解をもって
自信を持って積極的に救命に取り組んでいただきたい。
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厚生労働省の検討会の一部でした。
赤字で分かりやすく書きましたが、私の私見が入っております
正確には青字の部分をお読みいただくとよろしいかと思います。
今ある周りの現状はどうでしょうか?
少子高齢化
ストレス社会
突然死数の増加
救急車の到着時間の遅れ
などさまざまあります
この現状に対して
心疾患による突然死に3分以内のAED使用が求められます
一般市民の参画は必要不可欠です
高度な社会を実現し、豊になった今
自分のためだけに生きるのではなく
もっと、人のために生きて生きる努力も必要ではないでしょうか
私たちの努力で助かる命は多くあります
助かった命は、多くの豊かさや、幸せを生んでいきます
AEDを使用する考え方として、命の大切さも考えていただきたいと願います。
時代環境が一般市民の救命への参加を求めています