AEDは寒さに弱い!?
2011年12月19日
今年も残りわずかとなり、いちだんと寒くなってきました。
寒くなると、AEDの備えにも注意が必要です。
■管理温度
AEDの保管管理温度は、機種によって違いはありますが0度~約50度ぐらいのものが多いです。
特に0度以下になると電子機器は、動作しなくなるなど弱いですね。
AEDも同じく、0度以下の場所で設置されていると動作しない可能性があります。
バッテリもダメージを受けます。残量が急激に低下したりします。
寒い屋外への持ち出しや設置には注意してください。
持ち出す場合は、直接外気に触れないようなケースやバックパックに収納して持ち出す方法などもありますのでご検討ください。
■お風呂場が危険
寒くなると、浴室での突然死が増えてきます。
救命コムのレンタルAEDも以前、浴場での心肺停止者の蘇生に活躍しました。
温度差が激しいことなど血圧の変化も激しく、心臓には特に負担がかかります。
お風呂場でのAED使用の注意点は、
①傷病者の体がぬれている場合、パッドを貼る位置(胴体)をタオルで拭く
②可能なら、傷病者を脱衣所などに移動する
体がぬれていると電極パッドが貼れないので体を拭いてからパッドを貼ることが大事です。
浴室内は狭かったり、湯気で傷病者が見えにくいなど救助作業がすすめにくいこともあります。周囲に人がいたら手伝ってもらいましょう。
では、まだまだ寒くなります。
寒さを楽しめるよう、AEDなどの備えもしっかりとしていきましょう!
AEDのレンタルもお待ちしております(^^)/