AEDの誤解
2007年12月13日
心停止になったらAEDという言葉に少々誤解している人が多いと感じております。
このことで、一番問題なのが、『心臓が完全に停止したらAEDは使用できない』という事実です。
重要なので先に申し上げます。
AEDが必要なのは、人が倒れてからの最初の数分間なのです。
倒れた原因によりますが、心室細動などであれば数分間心臓が動いています。
その数分間に、AEDによる電気ショックが必要なのです。
早いほどいいのですが、5分以内にはAEDができればと良く聞きます。
さて問題です!
①心臓がわずかに動く数分間救急車をまってのAED使用
さぁ!どうでしょう?倒れた人が助かるでしょうか。
②心臓がわずかに動く数分間手元のAED使用
さぁ!どおでしょう?
心臓は、数分間で完全に停止します。時間との戦いです。
【答え】
やはり、手元のAEDを使用したほうが助かる確率は格段に高いです。
救急車が到着したとき、心臓が完全に停止していれば、救急車に搭載しているAEDは使えません。
病院に入ってからの本格的な救命処置になります。
そうなれば、どうでしょう。10分どころではありません。
助かる確率は数%ごくわずかです。
是非、AEDの必要性を感じていただければ
購入か、レンタルにてAEDを備えてください。
AEDはお金でなんとかなりますが、人の命はお金で買えません。
この少しの行動で、助かる命があります。
救命コムは、全国に短期からAEDをレンタルしております。
必要な時は、お役に立てれば幸いです。