– あ~お –
- あえぎ呼吸:
- 瀕死状態で認められるほぼ完全な呼吸中枢機能消失による異常な呼吸パターンで,開口しておこなう深い努力様呼吸である。毎分数回以下の徐呼吸となり,長い呼吸停止をともなう。吸気時に呼吸補助筋の協働運動のため頭部を後ろへ反らす動きを認める。呼吸停止期は徐々に延長し放置すれば確実に死に至る。有効な換気運動がなされないため直ちに救命処置(CPR)が必要である。
- 一次救命処置:
- 心肺停止していると思われる傷病者に対して、実施される救命処置で、医療従事者でなくても誰でも実施できる。一次救命処置は心肺蘇生法のことをいい、意識の確認、119番通報、胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AEDの使用などを心肺蘇生法のガイドラインに従い実施する処置。
- 応急手当:
- 急病人やけが人に対して、とりあえず施す手当。